こんにちは!
& bouquetは、アーティフィシャルフラワー専門のお花のアトリエです。
どんな想いでアトリエで日々レッスンや制作を行っているのか、少しお話をさせてください。
もしお時間がありましたら最後までお付き合い頂けたら嬉しく思います。
アーティフィシャルフラワーへの想い
花束への想い
アーティフィシャルフラワーとの出会い
アーティフィシャルフラワーとの出会いは突然で、忘れもしない”2010年2月”。
それまでざっくりと「造花」というくらいしか認識もなかったし、もちろん買ったこともありませんでした。
当時の私と同じように、「アーティフィシャルフラワー」という言葉を初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。
初めて聞いたよという方は、もしよろしければこちらのリンクも合わせてどうぞ!

さて、話を戻しますね。
2010年2月、新卒で入社した会社を退職したのですが、職場の同僚が送別会を開いてくれ、そのとき花束を頂いて、その花束が生花ではなくアーティフィシャルフラワーだったんです。
受け取った瞬間、大袈裟じゃなく衝撃が走りました。
なに!このおしゃれな花束!?
こんなの見たことない!
え、造花なの!?
なんというか、まさに一目惚れの瞬間ですね。
それをきっかけにアーティフィシャルフラワーの魅力にはまっていき、そこから早10年以上、会社員の仕事の傍ら、自宅で季節ごとのアレンジやディスプレイを楽しんだり、レッスンに通ったり、自宅はお花で溢れかえっていきました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
そして、趣味の枠を超えて、ついには講師資格をとるまでに!!
10年の時を超えて、生き生きと色褪せない奇跡の花束
今お話しした、アーティフィシャルフラワーとの出会いのきっかけとなった同僚からの思い出の花束は、今でも大切に大切にしている宝物で、ブーケに束ね、家に飾っています。

この画像は、そのときの花束です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
そして、これは当時の写真じゃなくて、今朝撮ったものなんです。
すごくないですか!!
今は2021年。
あの花束を貰った日からもう11年も経っているんです。
一部のお花は後で足したりしたものもあるのですが、8割は当時のまま。
色褪せることなく、あのときの表情のまま、今も楽しませてくれています。
このお花を見るたび、会社を退社したときの気持ち、一緒に働いていた同僚の笑顔や雰囲気など、その当時の光景までも一緒に蘇ります。
これはアーティフィシャルフラワーだからこそできる、素晴らしい体験だなと思います。
「枯れない」ということへの価値と、責任
とはいえ、私は生花も大好きです。
- 生花でしか味わえない香り
- 変化していく時の流れ
- なんともいえないムラのある色合い
- しっとりとした質感
- 限られた時間という儚さ
などパッと思いつく限りでも、こんなにたくさんの何ものにも代えがたい価値があります。
季節のお花を見にいったり、気軽に花束を買って帰ったりということもよくします。
生花やドライフラワーも大好きだからこそ、生花に触れる度、生花とは違う、永遠に咲き続けるアーティフィシャルフラワーの魅力というのも、自分自身でとてつもなく実感する瞬間がいくつもあるんです。
単純に”枯れない“って事実はすごい。
私は植物を育てるのが本当に苦手で、過去何度も枯らしてしまい、何度自己嫌悪したことか、、、
そんなズボラな私ですが、お花や植物のあるインテリアが大大大好きなのです。
水やりや枯れることを心配せずに、生花と見間違う程の美しさで、思う存分お花のある生活を楽しめるアーティフィシャルフラワーアレンジとの出会いは、目からウロコそのものでした。
大切に飾って、でも少し飽きがきたり、季節やその時々の好きなテイストで、ちょっと別の花や色の組み合わせを楽しみたくなったら、バラして組み直します。
そんなことができるのもアーティフィシャルフラワーだからこそ!
サスティナブルだなぁ。
昨今、ウェディングブーケも、アーティフィシャルフラワーで作られる方がすごく増えていますが、絶対におすすめです。
ウェディングドレス同様、ブーケってちょっと特別な存在ですよね。
ドレスは保管しておくにしても、なかなか式後普段目にすることはないですが、アーティフィシャルフラワーのブーケなら、リビングの一等地や玄関にそのまま飾れて、結婚式の後もずっと家族とともに年を重ねていけます。
子供たちにも、ブーケを見ながらそのときの思い出をお話したり、そんなひとときも含めてすてきだなと思います。
アーティフィシャルフラワーのデメリット
デメリットがあるとすれば、高品質なアーティフィシャルフラワーはやはり高いです。
生花やドライフラワーのアレンジと比較すると、2~3倍の値段になってしまうことも珍しくないんです。
お花にこだわるほど、例えばリースでも1万円前後になってしまうこともあるので、この素材に馴染みのないお客様からはびっくりされてしまうこともしばしばあります。
でもね、思い出と共に、枯れずにずっと咲き続けてくれるのです。
生花の花束は、次期やお花の種類にもよりますが、長くて2週間ほどでしょうか、ドライフラワーでも1年以上飾れる種類もありますが、2、3か月~半年で色がかなり抜けていき、あまり長く放置してしまうと虫やカビなどの発生原因にもなります。
でも、私の思い出のアーティフィシャルフラワーの花束はもう10年以上、日常を共に過ごし、今も生き生きと輝いています。
その月日を思うと、その値段の価値って変わってくると思いませんか?
枯れないからこその、”品質の責任”
レッスンをする上で、またオーダーをお受けする際や販売をする際、徹底的にこだわっている部分です。
アーティシャルフラワーは、屋外に飾ったり直射日光が当たる場所に置かなければ、本当に長い間楽しめます。
逆を言えば、いつまでも枯れることがないから、いらないものだったら困ってしまいますよね。
生花やドライフラワーの何倍も、品質、クオリティへの責任ってあると思うんです。
私の思い出の花束のように、受け取った方の毎日を長い年月一緒に積み重ねさせてもらえるようなアレンジをお届けしたいなと切に思い、日々制作をしています。
最後に、、、
お花というのは、人生において生きるために絶対に必要なものではないです。
だけどお花のある毎日は、いつもの変わらない日常に彩りを与え、心に明かりを灯してくれるんです。
忙しい毎日、時々自分と向き合う時間を持ちませんか?
知らなかった自分に出会えるかもしれません。
「こころに栄養を♡」
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